名作映画「十三人の刺客」をリメイクしたことで知られる三池崇史監督。そんな有名な監督さんに演技指導をしてもらえるという夢のようなワークショップがあることをご存知でしょうか?本記事では、三池崇史監督が行っているワークショップ「三池崇史の役者の穴!」について解説をしていきます。
三池崇史ってどんな人?
三池崇史は、1960年8月24日生まれの日本の映画監督です。
大学への内部進学ができなくなったことをきっかけに横浜放送映画専門学校(現在の日本映画大学)に進学して映画について学びます。しかし、自分が場違いであると感じたことから専門学校に行かなくなり、ディスコでアルバイトをして過ごすようになりました。
そんなある日、専門学校の先輩からテレビの仕事の手伝いを頼まれます。そこからは、フリーの助監督として、今村昌平や恩地日出夫など、数多くの映画監督・脚本家の現場で仕事をこなしていきます。
そして、1991年「突風!ミニパト隊」で監督デビューを果たすと、1995年には「新宿黒社会」で劇場用オリジナル作品を手掛けることとなります。バイオレンス・ホラー・コメディーとジャンルにとらわれることなく制作活動を続け、次第に評価を得るようになります。
カンヌ国際映画祭で初めてのVシネマ出品されたり、「極道戦国志 不動」でポルト国際映画祭審査員特別賞を受賞したりしています。
現在も「仕事は来た順番で受ける」「映像化可能であれば、まずは何でもやってみる」をモットーに様々なジャンルに携わっています。
三池崇史の役者の穴!誰でも受講可能
世界的な評価・知名度を持つ三池崇史監督は、ワークショップ「三池崇史の役者の穴!」を定期開催しています。
なんと、三池崇史監督が役者を目指す人たちに「直接演技指導」を行っているといった驚きの内容となっています。
三池崇史の役者の穴!が開催される理由
役者志望の人からすると、是が非でも参加したい三池崇史監督のワークショップ。開催された理由は単純で、三池監督が映画界の将来に不安を感じているからだと言われています。
三池監督が自身の演技論を将来活躍するかもしれない役者の卵に全力で叩き込みたいといった個人的な理由で開催されているとのことです。
プロ・アマ問わず受講可能
「どうせ既に有名な役者しか受講できないんでしょ?」と勘ぐる人もいますよね。
なんと、三池監督のワークショップは、プロ・アマ問わず、年齢制限もなし、さらに受講料も無料という驚きの内容となっています。希望者全員が受講できるわけではありませんが、有名・無名に関係なく役者を目指す、演技が好きな人であれば、誰にでもチャンスがあるということです。
募集人数・応募方法
募集人数は、毎回15人から20人程度となります。
参加者は40秒の自己PR動画を作成して応募する。たったこれだけです。
後は、三池監督の選考によって受講者が決定されます。
動画による選考は、ワークショップの開催の度に行われるので、前回応募できなかった人や残念ながら選ばれなかった人でも問題ありません。
まとめ
三池崇史の役者の穴!は、三池監督が自身で演技指導を行う驚きのワークショップでした。
参加条件に細かな制限はなく、自己PRの一発勝負となります。
選考は開催ごとに行われているので、一度落選しても諦めずにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?